



モンゴルにおいては、国民の25-30%が肝臓病を患っている。しかも国民の約17%がC型肝炎に感染しており、肝臓病は文字通り国民病となっている。
主たる原因は、日本と同様に1960年代中頃まで予防接種などで注射針が使い回しされていたことである。合わせて公衆衛生状態が悪いことが感染率を高めたのではないかと推察されている。
主たる原因は、日本と同様に1960年代中頃まで予防接種などで注射針が使い回しされていたことである。合わせて公衆衛生状態が悪いことが感染率を高めたのではないかと推察されている。
モンゴルでは様々な要因が重なって乾燥化が進み砂漠化広がり、遊牧の困難化の大きな要因の一つとなっている。食べられなくなった牧民がウランバートル市へ流れ込み、50万人を越える膨大なスラム街を形成している。モンゴルにおける乾燥化・砂漠化の進行は、放置しておくと中国の黄砂の日本飛来に追加されるものとなり、日本の環境問題にとっても重大化する危険がある。