ご挨拶　国際環境整備機構理事長　鈴木元

グロバリゼーションの今日、世界は激動しています。その中で規制なき資本主義の下で世界的に格差、環境破壊が進行しています。世界の発展の牽引車となっているアジア・太平洋地域も、その例外ではありません。私は、学校法人立命館の総長・理事長室室長を務めていた当時から、この２０年来、主としてアジア地域の中国、ベトナム、インドネシア、スリランカ、モンゴル、フィリッピンなどで国際協力事業を展開してきました。

２０１０年３月に立命館を退職したことを機会に、その経験も生かして、新たな国際協力事業を展開してきました。そして２０１２年１２月ＮＰ法人国際環境整備機構の法人登録を行い京都市中京区河原町三条北東角の早川ビル４階に事務所を設置し、事務局長、事務担当に専従職員を配置し活動を進めてきました。

現在、重点的に取り組んでいる国は、モンゴルとフィリッピンです。モンゴルでは乾燥化・砂漠化防止、ならびにモンゴルの国民病ともいうべき肝臓病克服支援の取り組みを進めてきました。そして現在、新鮮で安全な野菜作り支援を開始しています。フィリッピンではフィリッピン在住日本人とも協力し日本語学校を立ち上げ、日本への留学・就職の支援を始めようとしています。またフィリッピンの大学と提携し大学生の国際インターンシップの開拓を始めています。これらの国における事業の展開に応じて。他の国・地域においても活動を広げていきたいと考えています。

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